イヌと一緒に「善七乃湯」に泊まりました

3つのイヌの置物に並んてお座りする白いイヌの写真
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こんにちは、ギェギョポンです。

この記事では、2025年6月にうちのワンコと一緒に「善七乃湯」に泊まったときのことをまとめました。

善七乃湯」は山形県の蔵王温泉にあるペット可の宿です。部屋ではイヌにリードを付けずに一緒にいられますし、レストランではイヌと一緒に食事をすることができます。イヌと一緒に旅行をする人にはとても嬉しい宿でした。

イヌと一緒に山形への旅行を考えている方などに、この記事が参考になればと思います。

本文

宿について

「善七乃湯」はこんなところです

善七乃湯」は山形県の蔵王にあるペット可の温泉宿です。

部屋では、イヌをケージなどに入れずに一緒にいられます。そしてレストランでも、ケージなどに入れずに、足下にイヌを座らせたりしたまま一緒に食事ができます。

和風の建物の写真

行き方

山形駅から蔵王温泉行きのバスに乗って40分弱で「蔵王温泉バスターミナル」に行き、そこからイヌと一緒にゆっくり歩いて30分弱で宿に着きます。

あらかじめ相談しておけば、蔵王温泉バスターミナルまで迎えに来てもらえるようです。(帰りは宿から蔵王温泉バスターミナルまで宿のバスで送ってもらいました。)時期や都合が合えば、山形駅から送ってもらえたりもするようです。

小型バスの写真
バスにはイヌを象った絵が描かれています(ネコ版のバスもあります)
バスの前で、抱っこされた白いイヌがこちらを見ている写真
帰りにバスと一緒に記念撮影

新幹線は大幅割引を利用しました

今回、値段が6割引になるセール1を利用して新幹線のチケットを購入しました。「日本経済新聞」によると、JRがタイムセールを行うのは初めてのことだそうです。

東京~山形間のチケットが、通常11,250円のところ4,490円で売り出されました。

キャリーの天井のメッシュの窓から上を覗く白いイヌの写真
キャリーに入って新幹線の席の足下に収まったうちのワンコ

ギェギョポンは、予約開始の5月22日午前5時にパソコンで予約サイトにアクセスし、画面がなかなか進まない中、なんとかチケットを予約をすることができました2

ペット利用の条件など

泊まれるイヌ(ペット)

以下のようなペットが泊まれるということです3

  • ペットの種類は小型犬・中型犬・大型犬(犬種は問わない)、小動物
  • 日常的に室内で飼われている「室内犬」であること
  • 5種以上の混合ワクチンと毎年の狂犬病の予防接種を受けていること
  • トイレや無駄吠えのしつけができていること
  • ヒート中や興奮気味でないこと

ペットについての注意事項

ペットに関する注意事項4には以下のように書かれています。

  • ドッグランとドッグテラス以外の場所ではリードをつける(リードをつけていればイヌと一緒に館内を歩けます)
  • 室内ではイヌをそのまま一人にせず、ケージに入れる(人が一緒なら、ケージに入れる必要も、リードをつける必要もありません)
  • 宿の周辺はリードをつけて散歩できる。ウンチをしたら持ち帰って専用のゴミ箱に捨てる

食堂に行くときや館外にお散歩に行くときは、ワンコにリードをつけて館内を一緒に歩きました。

宿の部屋の鍵を開けようとしている人と連れられた白いイヌの写真

ペットの宿泊料金

ペットの宿泊料金は1匹1泊1,500円でした。

部屋でイヌと一緒に

部屋には、ペット用のアメニティーとして、ケージ、トイレトレーとトイレシート、ごはん用と水用の食器、コロコロ、ウェットティッシュ、消臭剤、ごみ箱が用意されていました5

ペット用アメニティーの写真

部屋の中では、ワンコにはリードをつけずに過ごしました。
部屋での時間が長くなるとオシッコをしてしまうかもしれないので、危なそうなところにはトイレシートを敷きました。

座椅子に座る人と、テーブルの横でお座りする白いイヌの写真

夜は一緒の布団で寝ました。
布団でオシッコをしてしまうといけないので、寝るときにはマナーウェア(おむつ)をつけました。

布団に横になっている人と白いイヌの写真

夕食もイヌと一緒に

夕食はレストラン「山風登(サンセット)」でとりました。おいしい山形牛やお刺身を食べて、お腹がいっぱいになりました。

テーブルの上の料理を前に椅子に座る人の写真

レストランには、イヌにリードを付けて一緒に入ることができます6

料理の向こうに、レストランの床にお座りする白いイヌが見える写真
ワンコの左奥にある重りにリードを固定しました

うちのワンコは、レストランに行く前に夕食を済ませていました。家で食事をするときと同じように、ワンコはヒトの足下に寝そべって、落ち着いて過ごしていました。

食事をする人と、レストランの床に寝そべる白いイヌの写真
念のためマナーウェア(おむつ)をつけています

「ワンビュッフェ」という、イヌ専用の食べ放題メニューもありました。
体重15kg未満のイヌが1,500円、15kg以上のイヌが2,000円で、いろいろなフードを食べられます。ドッグフード(大)、ドッグフード(小)、牛肉、蒸し鶏、ニンジン、カボチャ、さつまいもが提供されていました。

テーブルに並べられた、器に入ったイヌの食べ物の写真

飲み放題のコースをお願いしていましたので、人はビール、ウイスキー、ワイン、焼酎、日本酒が60分間飲み放題でした。

朝食もひと手間でイヌと一緒

翌朝の朝食はレストラン「山来好(サンライズ)」でのビュッフェでした。

「山来好」にはイヌは一緒に入れません。でも、イヌを一人で部屋に置いていくのはかわいそうですし、一人になったらその間ずっと吠えているかもしれません。宿の方に詳しくお話を聞いたところ、「山来好」で皿に取った料理を夕食で利用した「山風登」に持っていけば7イヌと一緒に食事ができるとのことで、そうしました。

テーブルの上の料理とその向こうに座る人の写真
「山風登」に料理を持ってきている人は他にはいませんでした
椅子に座る人の足下に寝そべる白いイヌの写真
ヒトの食事中、ワンコは安心して寝そべっていました

イヌのための設備

館内外にはイヌのための設備がたくさんあります。

イヌ用の出入り口

部屋から出て玄関とは反対のほうに向かうと、イヌ用の出入り口から出入りすることができます。他の人にほとんど会いませんので、怖がりのイヌもビクビクすることなくお散歩に出ることができます。

「ペット館」と書かれたガラスの扉と、その外に設けられた足洗い場の写真

ドッグラン

宿の敷地にドッグランがあります。

青い網で囲われ、出入り口が設けられた草地の写真

ハートのベンチ

これはイヌ用ではないかもしれませんが、ハート形のフレームの前でイヌと座れるベンチがあります。ワンコと一緒に写真を撮りました。

ハート型のフレームの手前の、ピンク色のベンチに座る人と白いイヌの写真
ベンチに向かってお座りし、ベンチに座る人の顔を見つめる白いイヌの写真

他には

館内に「ル・シアン8」というプレイルームがあるということです。

その他、「わんちゃん足湯」や、「ほたるの湯」というイヌ同伴専用の有料貸し切り風呂もあるということです。

ヒトのための設備やイベント

露天風呂

貸し切りの露天風呂9を利用できます。

透明なお湯をたたえた2つの風呂桶が並んでいる写真
簡単なつくりの小屋の中に風呂があります。窓の外の自然の眺めが心地よいです

ハイジのブランコ

「アルプスの少女ハイジ」のアニメのオープニングでハイジが乗っていたような、紐の長い大きなブランコがあります。結構迫力があります。

ブランコに乗る人の写真。足下に遠くの建物が見えます

フロント近くにはハイジのようなコスチュームが置いてありました。言えば貸してもらえるのだと思います。

輪投げ

チェックインのときにもらった参加券を使って輪投げをしました。

3つの輪を投げて、合計得点によって特賞、1等、2等、3等の景品がもらえます。特賞(20点以上)は1泊2食付きの宿泊券です。

輪投げのボードと、机に並べられた景品の写真
ギェギョポンは9点+6点の合計15点で、1等のミネラルウォーターをいただきました

イヌのお出迎え

玄関を入ると3匹のイヌがお出迎えしてくれます。といっても、ここでお出迎えしてくれるのはイヌの置物です。

うちのワンコも置物に混じってポーズを決めてみました。
どれがうちのワンコかわからないでしょう?10

3つのイヌの置物に並んてお座りする白いイヌの写真

関連情報

基本情報

「善七の湯」周辺の地図

参考

その他

    脚注

    1. 新幹線eチケット(トクだ値タイムセール60%割引)
    2. アクセスが集中しすぎたため、23日にまとめて販売開始予定だった別の期間分のチケットの販売は延期され、行き先別に販売開始日を分けることになったとのことです
      その後、6月17日に山形新幹線でトラブルが起き、東京と山形の間の直行便は1日1往復に減ってしまいました。約1か月後に原因がわかって、8月1日から通常ダイヤに戻るそうです。
    3. 宿のウェブサイトの「当館からのお願い」ページに書かれています。
    4. これも宿のウェブサイトの「当館からのお願い」ページの「6.その他のご注意」に書かれています。
    5. 宿のウェブサイトの「お部屋」ページの「アメニティ」でも見ることができます。
    6. 他にもイヌがいるため、リードを付けないとトラブルが起きる可能性がありますので、リードを付けるよう言われると安心です。
    7. 料理を持ったまま階段などを使って3階から2階に移動する必要がありますが、宿の方も手伝ってくれます。
    8. 「ル・シアン」は”le chien”で、フランス語でイヌのことだと思います。
    9. 屋根や壁があっても「露天風呂」なのかどうかは、ちょっとだけ気になりますが…
    10. 冗談です。
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