こんにちは、ギェギョポンです。
2023年に撮影した、ペルセウス座流星群の流星の写真をご覧ください。
解説もしています。
流星を見られた方にも見られなかった方にも、楽しんでもらえると嬉しいです。
本文
放射点に近い流星
最初は、放射点に近いところに現れた流星です。流星がこちらに向かって飛んできているため、短く写っています。光り始めが緑色で、途中で橙色に変わっています。
放射点から遠い流星
次は、放射点から少し離れたところに現れた流星です。放射点から離れた流星は、流星の動きを横から見ているため、経路が長くなります。最後のほうは画角の外にはみ出してしまいました。この流星も、光り始めが緑色で、途中で橙色に変わっています。
もう少しで静止流星
それから、放射点にとても近いところに現れた流星です。流星の位置か、見ている自分の位置がもう少しずれていたら1、静止流星になっていたのですが。
謎の光、人工衛星?
そして謎の光です。人工衛星でしょうか。経路が放射点からずれていますので、少なくとも、ペルセウス座流星群の流星ではなさそうです。
人工衛星のように見えるのは、次のような点です。
- 明るくなるときと暗くなるときの、明るさの変化が対称的(ちょうど反対)
- 爆発的に明るくなっている部分も対称的(流星も途中で爆発的に明るくなることはありますが、たいていはこれほど対称的ではありません)
- 緑や橙の色がついていない(人工衛星はたいてい太陽の光をそのまま反射していますので、色はつきません)
写真を撮りながら肉眼でも空を見ていたのですが、なぜか、この光には気づきませんでした。(もしかすると、眠くて少しの間意識が飛んでいたのかも。)肉眼で見ることができていれば、もしかすると、流星に比べて移動がずっと遅いとかで、流星ではないことがはっきりわかったかもしれません。