初めてイヌを飛行機に預けました

GoogleAdsense広告
[広告, Ads, 广告]

こんにちは、ギェギョポンです。

2023年11月、初めてうちのワンコを飛行機に預けました。航空会社はAIR DOです。
うちのワンコは怖がりなので、一人で(一匹で)飛行機の貨物室に入れるのは不安だったのですが、身体的・精神的ダメージもなく乗り切ったようです。
この記事では、イヌを飛行機に預けるときに知っておきたいことや実際の手続きをまとめました。

イヌと一緒に飛行機で移動したいと考えている方に、この記事が参考になればと思います。

本文

■■■注意■■■
  • 航空会社や空港などによってイヌの扱いが違うと思います。確実なサービス内容については、航空会社のウェブサイトを見たり、航空会社に問い合わせたりするなどして確認してください。
  • 犬種やイヌの健康状態や性格などによって、身体的・精神的ダメージを受けやすい場合もあると思います。それぞれのイヌの状況を考えて判断してあげてください。

概要

2023年11月、北海道の空港から東京の羽田空港へ、AIR DOの飛行機を利用しました。イヌ連れでの移動です。このとき、うちのワンコを初めて飛行機に預けました。

まず、飛行機にイヌを預けるときに知っておきたいことをまとめます。

預けられないイヌは?

AIR DOのウェブサイトによると、以下のようなイヌは飛行機に預けられないとのことです。1

  • 短頭犬種(夏の期間:5月1日~10月31日)。
  • 狂犬病法で定められたワクチン接種を1年以内に受けていない。
  • 妊娠している。
  • 生後4か月未満。
  • 心臓疾患・呼吸器疾患がある。

預けたイヌの扱い

イヌが飛行機内でどのようなところに入るのか、とても気になります。

AIR DOのウェブサイトを読んだり、航空会社に尋ねたりしたところ、飛行機内のイヌの居場所は以下のようなところとのことです。2
また、乗り降りにも注意が必要ということです。

  • イヌはケージに入れられて、貨物室に乗せられる。(客室とは環境が違うが)気圧・温度・湿度は管理されている。
  • 客室より温度の変動が大きい場合があり、特に夏は高温になることがある。
  • 飛行中は照明が消え、暗くなる。
  • 機械操作音や風切り音がする。
  • 飛行機の乗り降りは屋外になるため、夏や冬は特に注意が必要。3

搭乗の実際

以下では、今回の搭乗で実際に経験したことを順にまとめました。

予約は必要ありませんでした(2024/01/24追記)

イヌを預けることに関しては、特に予約は必要ありませんでした。
(人間の席の予約はもちろんしました。それと、いろいろなことを確認するために何度かお電話しました。AIR DOの担当の方、ありがとうございました。)

ただし、AIR DOのウェブサイトには「大ペットケージの大きさにより航空機にお乗せできない場合もありますので、事前にお問い合わせください」と書かれていますので、該当しそうな場合は事前に確認しておくのがいいと思います。

それから、「貨物室の大きさには限りがあります。他の手荷物などの搭載状況によって、ペットをお預かりできない場合は、ご利用便の変更をお願いすることがあります」とも書かれていますので、心づもりはしておいたほうがよさそうです。

乗り物酔いの薬

うちのワンコは乗り物に酔いやすいようです。特に自動車やバスには弱く、すぐに酔って吐いてしまいます。

今回は、空港まで自動車で行きましたし、飛行機に乗るのも初めてでしたので、かかりつけの動物病院からいただいた酔い止め薬を飲ませました。

空港へ

空港ビル内にイヌを入れるには、キャリー(ケース)に入れなければなりませんでした。家から持っていったキャリーに入れて空港に入りました。

キャリー入り口の網越しに外をうかがう白いイヌの写真
写真1: 空港にイヌを持ち込んだキャリー

手荷物カウンターでの手続き、同意書にサイン

イヌを預けるために、チェックインをしてから手荷物カウンターに行きました。イヌは出発時刻の30分前までに預けるように、とのことでした。4

イヌを預けるときに同意書にサインをしました。5 同意書には、「ペットが衰弱、もしくは死傷する場合があります」(「お客様確認欄」2の「②輸送環境」)と書かれていて怖くなりますが、そこは覚悟をしなければいけません。(そうそう起こることではないとは思いますし。)

料金の支払い

ペットの料金は1匹6,000円でした。手荷物カウンターで支払いました。6

ちなみに、この時の人間の料金は約15,000円でした。

ケージへのイヌの乗せ換え

基準を満たしたケージはそのまま預けることができるようです。しかし、うちのケージ(キャリー)は硬い素材でできていませんし、車輪が取り外せないため、そのまま預けることができません。イヌは、航空会社で用意したケージに入り直しました。7

ワンコがフライト中におしっこでケージを汚さないように、(あまり慣れていないのですが)おむつをしました。それから、ワンコが安心できるように、いつも使っているペットクッションとフリース、モコモコの敷物を入れました。

空港の手荷物カウンターの秤の上に置かれた、プラスチックでできたケージに入った白いイヌの写真。前面は金属の粗い網になっています
写真2: 航空会社のケージに入り直しました。クッション(水色)、フリース(青色)、敷物(焦げ茶色)が見えます

ケージ内ではリードを外すようにと指示をもらいました。リードが首に絡まるなどの事故を防ぐためだそうです。飛行機から降りたときにリードをつけやすいよう、ハーネスはつけたままにしました。

目的地到着

イヌのケージは、預け荷物が出てくるベルトコンベアの近くにあるカウンターで受け取りました。(預け荷物と一緒に、ベルトコンベアに乗って出てくるのではありませんでした。)

ワンコは、クッションに少しよだれを垂らしていましたが、特に、寂しがったり、興奮したり、衰弱したりはしていませんでした。ホッとしました。

空港の荷物カウンターに置かれたケージの中で、口を開けている白いイヌの写真
写真3: ペットを受け取るカウンター

ケージから出したワンコにリードをつけ、抱っこしてうちのキャリーに入れました。うちのワンコは抱っこが嫌いなので、暴れたら困るなと思っていましたが、割と素直にキャリーに入ってくれました。

航空会社のケージから上半身を出してリードをつけてもらっている白いイヌの写真。航空会社の方がケージを押さえてくれています
写真4: 航空会社のケージからうちのキャリーに入り直しました

空港ビルの外をお散歩

しばらくの間、狭く、暗く、うるさい場所にいたので、空港ビルから出たところで、一度キャリーから出してあげました。

バスを待つ人の列の手前の舗道で人を見上げる白いイヌの写真
写真5: ワンコは元気いっぱいです

感想

ワンコが飛行機内でどんな感じだったのかはわかりませんが、まあまあ落ち着いていたのではないかと思います。
でももしこれが1年前だったら、まだワンコは人を完全には信用していませんでしたので、どこか知らないところに連れて行かれるのではないかと思ってパニックになっていたかもしれません。

今回飛行機を克服できましたので、これから一緒に行動する範囲を広げることができそうで、とても楽しみです。

関連情報

基本情報

フライト情報

利用したフライトは以下のとおりです。

  • 利用した日:2023年11月
  • 区間:北海道の空港から東京羽田空港へ
  • 航空会社:AIR DO、ANA共同運行便
  • 機体:(たぶん)ボーイング 737-700(73D)

参考

その他

変更履歴

(2023/07/27)「予約は必要ありませんでした」を追加しました。

脚注

  1. どんなイヌが預けられないかは、AIR DOのウェブサイトで「大切なお知らせ」の「お預かりできるペット」、「ペットの健康状態」を見てください。
  2. 飛行機内のイヌについては、AIR DOのウェブサイトで「大切なお知らせ」の「ペットの輸送環境」を見てください。
  3. 夏や冬の注意点については、AIR DOのウェブサイトで「夏季・冬季期間のご注意」などを見てください。
  4. 手続きの時刻については、AIR DOのウェブサイトで「お預かり・お引き取りの流れ」の「2. ペットのお預け」を見てください。
  5. 同意書については、AIR DOのウェブサイトで「お預かり・お引き取りの流れ」の「2. ペットのお預け」を見てください。
  6. 料金については、AIR DOのウェブサイトで「ペット料金」を見てください。
  7. ケージについては、AIR DOのウェブサイトで「ケージの使用について」を見てください。
タイトルとURLをコピーしました