こんにちは、ギェギョポンです。
この記事では、2024年5月にうちのワンコと一緒に「きぬ川国際ホテル」に泊まったときのことをまとめました。
「きぬ川国際ホテル」は、「ペット同室宿泊パイオニアの宿」「3つのドッグランを持つ愛犬・愛猫の宿」と称しているだけあって、食事でも布団でも、そして予約すればお風呂でもイヌと一緒にいられるという、イヌを飼う人にはとても嬉しいホテルでした。
イヌと一緒に「きぬ川国際ホテル」に泊まることを考えている方などに、この記事が参考になればと思います。
本文
ペットの利用条件など
泊まれるイヌ
1年以内に狂犬病及び混合ワクチンを受けている室内犬が利用できるとのことです1。狂犬病と混合ワクチンの接種証明書の写しを持っていきました2。
イヌの料金
人の宿泊料金とは別に、イヌの宿泊料金として2,970円(税込)を支払いました。
ホテルに到着
ホテルには、東武鉄道 鬼怒川温泉駅から歩きました。いろいろと寄り道したのでかかった時間は正確にはわかりませんが、イヌと歩いてまっすぐホテルに向かえば30~40分で着いたはずです。
玄関にはイヌの足を拭く濡れタオルなどが用意されています。
宿泊の手続きをしたすぐ後に記念写真を撮ってくれました。プリントした写真を帰りにいただきました。イヌの写真を撮り慣れているのだと思いますが、ワンコが見事にカメラに向いています。
共有スペース
ロビー
ロビーからもうイヌ・ネコのものでいっぱいです。
玄関にはイヌの置物があり、ソファーのクッションにはイヌとネコの絵が描かれ、天井にも小さなイヌの絵がたくさん飾られています。
ロビーの一角にはペット用のおやつや食器、おもちゃが用意されています。
屋外ではほとんど水を飲まないうちのワンコにこの食器で水をあげたところ、思いっきり飲んでいました。
ホテル内の移動
ホテルの中では、イヌを抱いて移動できます。キャリーケースなどに入れる必要はありません。中型・大型犬はリードをつけて歩かせることができます3。イヌと一緒に部屋にいるときは、イヌの扱いに特に制限はありません。
ですが、うちのワンコはここのところおねしょをすることがありましたので、部屋にいるときにはおむつを履かせました。(布団などを汚してしまったときにはクリーニング代を払うことになります。)
クイズラリー
チェックインでクイズラリーの用紙をもらいました。ホテル内のところどころにクイズの問題が書かれていて、用紙を解答で埋めていくというものです。全問正解すると賞品がもらえます。
残念ながら、ホテルの中の施設を楽しむのに手一杯で、クイズまでは手が回りませんでした。
他にも、館内に飾られている絵に隠されているイヌを探すゲームもあり、本気で取り組むと楽しそうです。
部屋
部屋に入ると、人用のお菓子「きぬの清流」と一緒に、イヌ用のおやつも用意されていました。
イヌのおやつには原材料名がしっかりと書かれています。食べ物に気を遣う飼い主も多いと思いますので、嬉しい情報です。
ずっと歩き続けていましたが、やっとゆっくりできました。おやつの時間です。
部屋では、寝るときもイヌと一緒にいられます4。
部屋にはペット用のアメニティーグッズが備え付けられています。おしっこシート、ビニールの敷物、食べ物や水を入れる器、コロコロ、消臭スプレーなどがありました5。でも、持っていった物で済んでしまったので、結局なにも使わなかったかな。
イヌの遊び場
ワンちゃん広場
5階から外に出たところに「ワンちゃん広場」があります。
イヌが自由に遊べる2つのスペースがあり、赤い橋でつながっています。
橋は金属で滑りやすい上に、ちょっとした坂になっているので、怖がりのうちのワンコは少しビビっていたかもしれません。
手前のスペースには「ペットちゃん専用」の温泉があります。お湯は入っていませんでしたが、試しにワンコを風呂桶に入れてみました。フロントに申し出るとお湯を張ってもらえるとのことです6。
温泉プール付きドッグラン
1階から屋外に出ると温泉プールがあります。もっと暖かいときでしたら、プールサイドで日向ぼっこをしながら、ワンコが泳ぐのを見るのですが7。
屋根付きドッグラン
プールを抜けてさらに下に降りると、屋根付きのドッグランがあります。
ホテルに着いた日の夕食前と翌朝の朝食前に、このドッグランで遊びました。うちのワンコが、家以外でこんなに楽しそうに遊ぶことはあまりありません。遊具は初めてでしたし、他のイヌがいなかったこともあり、自由に遊べてとても楽しかったのだと思います。
トンネル8も楽しいらしく、餌で誘導もしないのに、勝手に行ったり来たりしていました。
高さ10cmほどのバーを連続で飛び越える遊びも、何度も繰り返していました。
イヌと楽しめる温泉
今回利用しませんでしたが、館内にはイヌと一緒に入れる温泉もあります。チェックイン時に予約が必要9とのことです。
撮影スポット
館内には、ペットを撮影できる(したくなる)スポットが何か所かあります。
ロビー奥のフォトスタジオ
ひとつは、ロビーの奥にあります。
ここははっきりと「フォトスタジオ」と書かれていて、コスプレのための服や台詞が書かれた吹き出しが用意されています。
イヌは個体によってサイズの差が大きいのでコスプレはたいへんですね。なかなか服のサイズが合いません。この袢纏もなんだかすぐに着崩れてしまいました。
和のフォトスポット
大浴場「愛心の湯」の外には、和柄の傘や和の織物が飾られた場所がありました。イヌを撮影するために用意されたものではないのかもしれませんが、きれいだったので写真を撮りました。
ワンちゃん広場のお立ち台
前述の「ワンちゃん広場」にもお立ち台(かな?)がありました。こちらは木々が背景になって、他の撮影スポットと違ってまたいい感じです。
食事
夕食も朝食も部屋食を選びました。選んだときには、食堂での食事だとイヌをキャリーケースに入れておかないといけないと思い、かわいそうなので部屋食を選んだのですが、後から調べてみたところ、食堂でもイヌをキャリーケースに入れる必要はないようです10。
今回申し込んだ料理は「スタンダード和食膳」でした。
夕食ではこんなに豪華な食事が用意されました。うちのワンコも舌なめずりしています11。
お品書きは以下のとおりです。
- 食前酒:苺のお酒
- 先付け:ゆば山菜田舎煮
- 前菜:胡麻豆腐 海老の艶煮 鴨の燻製 牛肉牛蒡巻き 甘味 など
- お造り:鮪 勘八 赤イカ
- 焼き物:白身魚の西京焼き
- 台の物:霧降高原牛の陶板焼き
- 煮物:日光巻きゆば 季節の野菜
- 蒸し物:茶碗蒸し
- 香の物:三点盛り
- 汁物
- 御飯:栃木県産コシヒカリの炊き込み御飯
- 水菓子
朝食はこんな感じです12。
食事を運んでくれた仲居さんもイヌ好きで、イヌの話で盛り上げてくれました。
ギャラリー
屋根付きドッグランに行く途中に「犬の置物展示室」があります。ここには、世界中から集められたイヌの置物がびっしりと展示されています。
前述の「フォトスタジオ」の奥にも小さな展示スペースがありました。ここには、イヌ・ネコの写真や、イヌ・ネコが登場する絵本、有名人のサインなどが展示されていました。
そのほか、廊下や階段、風呂に向かう通路などいろいろなところに、イヌ・ネコを描いた絵や、イヌ・ネコを象った小物がたくさん飾られています。
関連情報
基本情報
きぬ川国際ホテル周辺の地図
参考
- きぬ川国際ホテル
- ペット同伴宿泊規約
※ホテルを利用できるペットの条件 (1,2を参照)
※館内を、小型犬は抱っこで、中型・大型犬はリードをつけて移動できます (3-②を参照) - よくある質問
※狂犬病と混合ワクチンの証明書持参が必要(「宿泊するとき持参する物はなに?」を参照) - ペットちゃんのマナー
ペットについてのお願いがまとめられています
※「布団で添寝はOKです」 (⑧を参照) - 館内施設
※食堂にはペット用椅子やリードフックが用意されています(「お食事処」を参照)
- ペット同伴宿泊規約
- 虎彦製菓株式会社
その他
関連記事
脚注
- どんなペットがこのホテルを利用できるか、詳しくはホテルのサイトの「ペット同伴宿泊規約」の1,2に書かれています。
- ホテルのサイトの「よくある質問」の「宿泊するとき持参する物はなに?」に、持参するものとして、狂犬病と混合ワクチンの証明書が挙げられています。
- ホテルのサイトの「ペット同伴宿泊規約」3-②に書かれています
- ホテルのサイトの「ペットちゃんのマナー」⑧に「布団での添い寝はOKです」とあります。
- 写真を撮りそびれてしまいました。
- 外に出る扉の横に「お願い ワンちゃんの露天風呂の入浴をご希望の方は必ずフロントへお申し出下さい。温度調節等準備の出来次第ご案内申し上げます。」と書いてありました。
- うちのワンコは水に入ったことがありませんので、たぶん泳ぎません。
- 長さは1.2mほどだったでしょうか。
- ホテルのサイトの「貸切風呂DOG」に、予約と料金について書かれています。
- ホテルのサイトの「お食事処」に「ペット用イスやリードフックをご用意しております」とあります。
- 原則、人の食べ物はあげませんが。
- 朝食の味噌汁がコンロに載って運ばれてくるのはちょっと珍しいでしょうか。