イヌと一緒に鬼怒川温泉に行きました

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こんにちは、ギェギョポンです。

2024年5月、うちのワンコを連れて鬼怒川温泉に行きました。この記事では、鬼怒川温泉駅周辺をワンコと一緒に歩き回ったときのことをまとめました。

イヌと一緒に鬼怒川温泉に行きたいと思っている方などに、この記事が参考になればと思います。

本文

概要

この記事では、2024年5月にうちのワンコを連れて列車で鬼怒川温泉に行ったときの、鬼怒川温泉駅を含む、駅周辺の、ギャラリーカフェ PaintoE、鬼怒楯岩大吊橋、楯岩展望台、ふれあい橋、鬼怒太の湯、鬼怒川ライン下り(の近く)、東急鉄道 リバティ・スペーシアXについて書いています。

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉には東武鉄道の列車で行きました。(列車について詳しくは、このページの「東武鉄道 リバティ、スペーシアX」にまとめました。)

鬼怒川温泉駅の構内には「鬼」と書かれた大きな提灯が下がっています。かなり印象的です。

駅構内の写真

こどもの日が近かったからだと思いますが、駅前の広場にはたくさんの鯉のぼりが泳いで(休んで)いました。

駅前広場の写真。6方向にそれぞれ5から8匹の鯉のぼりが吊り下げられています

駅前広場の脇には「転車台」があります。転車台というのは、列車を反対向きにするための台で、列車を載せたまま180度回転します。説明書きによると、1999年7月までJR西日本で使われていたものが、2017年3月に、鉄道産業文化遺産の保存・活用と、東北復興支援の一助として譲渡されたとのことです。

転車台の写真。大きなえんじ色の細長い金属の台が地面に弧状の跡を描いています

静態保存(使わない状態で保存すること)かと思っていたのですが、今は「SL 大樹(たいじゅ)」が鬼怒川線を走っていて、実際にこの転車台が使われるところを見ることができるそうです。

ギャラリーカフェ「PaintoE」(パントエ)

駅に昼前に着き、「PaintoE」というカフェまで歩いて昼食をとりました。イヌと一緒に歩いて10分足らずのところにあります。

カフェのテラス席に立ち白いイヌを抱いた人の写真

PaintoEにはテラス席があり、テラス席でしたらイヌをキャリーなどに入れる必要がありません。また、キャリーなどに入れれば店内にもイヌを連れていくことができる、と言ってもらえました。

予約をしようと思って事前に電話をしたところ、繁忙期だったからだと思いますが、その日時には予約を受け付けていないということでした。でも、行って空いていれば利用できるということでしたので、「ダメ元」で行ってみたらOKでした。ラッキーでした。

頼んだのは「HIMITSU豚1のチャーシューサンド」と「ONエッグナポリタン」。どちらもとても美味しく、結構ボリュームもあり、大満足しました。
ドリンクセットも頼みました。これまた量がたっぷりあって、とても楽しめました2

テーブルに載ったサンドイッチ、スパゲティ、ホットコーヒー、アイスティーの写真

ワンコは屋外マットの上でおとなしくしていましたが、途中から隣の席に別のイヌが来てからは、気になって落ち着かなかったようです。

テラス席に座る人と、マットにお座りして人を見上げる白いイヌの写真

鬼怒楯岩大吊橋

PaintoEで食事をしたあとは、お散歩を兼ねて30分あまり歩き「鬼怒楯岩大吊橋」に行きました。現地で無料配布している「旅情報Map 2024春号」によると、高さ37m、長さ140mの絶景大吊橋とのことです。

幅は1.5mくらいあり両側の手すりも高いので落ちる心配はないのですが、なんだか妙に横揺れしてちょっと怖さを覚えました 3 。ワンコは平気で橋の端を歩いていました。

橋をこちらに向かって歩く白いイヌと人の写真

橋の真ん中に少し広くなった部分があり、そこから見る川の景色は迫力がありました。

橋の上にいる白いイヌと人の写真。欄干の向こうに川が見えます

楯岩展望台

鬼怒楯岩大吊橋を渡って山道を20分ほど登ると、「楯岩展望台」にたどり着きます。

途中にはきつい階段もありますので、登り切るには体力が必要です。
ワンコも頑張って階段を上っていたのですが、途中で段差の大きいところがあり、そこは抱っこしてあげました。

階段を上る白いイヌと人の写真

展望台からは、さっき歩いた鬼怒楯岩大吊橋などを、はるか下に見下ろすことができます。

右下に白いイヌを抱いた人が写った写真。左上には見下ろした川、橋、建物が写っています

展望台には「縁結びの鐘」があります。ワンコを抱いてこの鐘と一緒に写真を撮りました4

抱き上げられた白いイヌと、鐘を鳴らそうとする人の写真

途中トンネルがあり、このときは「トンネル内の照明設備が故障中です。お気を付けください」という注意書きがありました。

トンネルに向かう白いイヌと人の写真。手前にカラーコーンがあり、注意書きが貼られています

大丈夫だろうと高をくくって行ってみると、これがまあ驚くほど真っ暗5。足下も見えずちょっと怖かった。

画面の真ん中にわずかに光が見える以外は真っ黒の写真。目を凝らすと光の左にイヌの姿が見えます

再び橋を渡って戻ってきてベンチで休むと、ワンコは歩き続けたのと階段とでヘトヘトになったのか、抱っこされたまま眠り始めました。

座った人に抱かれ目を細める白いイヌの写真

ふれあい橋

しばらく休むとワンコも人も元気になったので、北にあるホテルに向かって歩きました。ホテルは駅から見ると鬼怒楯岩大吊橋とはほぼ反対方向で、鬼怒楯岩大吊橋からホテルまでは結果1時間以上歩きました。
途中、昭和の香りのするお店がたくさんあり、なんだかタイムスリップしたみたいです6

町並みを歩く白いイヌと人の写真。「丼物」「ナイトパブQUEENカラオケ」などの看板が見えます

さらに北に向かって歩くと「ふれあい橋」があります。
ここは、幅が広くて広場のようだし、自動車も来ないし、途中に休憩できるベンチもあるので、イヌのお散歩にぴったりです。

幅10mくらいの橋が向こうに向かって伸びている写真。手前の下り階段や橋の上を10人あまりの人が歩いています。周りは緑と建物に囲まれています

ベンチではワンコにおやつをあげました7

食べ物を待つ白いイヌの写真
食べ物を待つ白いイヌの写真
食べ物を食べる白いイヌの写真
食べ物を食べる白いイヌの写真
食べ物を引っ張る白いイヌの写真
食べ物を引っ張る白いイヌの写真
目を細めて食べ物を食べる白いイヌの写真
目を細めて食べ物を食べる白いイヌの写真
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橋を反対側から見ると、さっき歩いた階段に鬼怒川温泉のキャラクターの鬼が描かれています。

10階建てほどの建物に挟まれた、橋に続く階段の写真

鬼怒太の湯(足湯)

翌日は雨が降っていたので、ホテルから鬼怒川温泉駅までバスで行きました。駅に着くとしばらくの間雨が上がったので、また駅の周りを散歩しました。
駅前広場に面して、「鬼怒太の湯」という足湯がありましたので、少し足を浸してみました。イヌは入れないため、抱っこされての体験です。

白いイヌを抱き足湯に足を浸す人の写真

なにやら「鬼滅の刃」とコラボしているらしく、ところどころに鬼滅の刃のキャラクターのパネルが置いてあり、何かを集めると何かいいことがあるようでした8

鬼怒太の湯の全景写真。左には白い犬がいて、手前にはキャラクターのパネル2体が置かれています

鬼怒川ライン下り

鬼怒川ライン下り」では、船頭さんが操る船に乗って鬼怒川を下ることができます。
残念ながらペットは乗ることができません9が、せっかくなので近くまで行ってみました。駅からイヌと一緒に歩いて10分ほどの距離に乗船場があります。

道路に立つ白いイヌと人の写真。左には「渓谷と迫力の船旅 鬼怒川ライン下り 乗船場」という看板があります

乗船場の前はイヌの好きそうな細い道で、緑も多く、恰好のお散歩コースでした。

緑が迫る舗装された細い道を歩く白いイヌと人の写真

東武鉄道 リバティ、スペーシアX

鬼怒川温泉の行き帰りには東武鉄道を使いました。
東武鉄道のペット持ち込みルールですが、ウェブサイトによると、縦・横・高さの合計が120cm以内でペットの頭や手足が出ない、重さ10kg以下の容器に入れれば、持ち込むことができるとのことです。

鬼怒川温泉駅のホームにはエレベーターが設置されていて、イヌのキャリーを運ぶのには苦労しませんでした。

エレベーターの前に立つ人とキャリーに入った白いイヌの写真

行きは特急「リバティ」に乗りました。

「Revaty」と書かれた列車の前に立つ人とキャリーに入った白いイヌの写真

もしかして足下が他の座席より広いかと思って一番前の席を取ったら、かえって(?)狭くて難儀しました10。座席の前にキャリーを横向きに入れただけで、足を置く余地がほとんどなくなりました。

キャリーに入った白いイヌの写真。キャリーと座席の間には隙間がほとんどありません

帰りは、下今市駅まで各駅停車に乗りました。

キャリーに入って寝ている白いイヌと横向きの座席に座る人の写真

下今市駅からは、特急スペーシアXに乗りました。

ホームに到着しようとしている、窓枠の形がX字型になっている列車の写真

スペーシアXでは、前が一人席になっている席を取りました。キャリーを縦に置くことができた上に、足を伸ばすスペースもあり、とてもゆったりと座ることができました。

列車の座席の前に置かれたキャリーと、座席に座る人の写真

「みんなでつくる鉄道コム11」によると、リバティの座席間隔は1000mm (=1m) スペーシアXは1100mm (1.1m) で、スペーシアXの座席間隔のほうが100mm (=0.1m =10cm) 広いことになります。座席間隔が広いこともありますし、それ以上に、席の取り方で快適さがずいぶん違うことを痛感しました。

感想

うちのワンコは、列車に乗るのにずいぶん慣れたようです。以前は列車の中でも緊張しているようでしたが、最近はキャリーの中で寝ている時間が多くなりました。キャリーに入って列車に乗ると楽しいところに連れて行ってもらえるとわかれば、一緒に旅行に出やすくなると思いました。

関連情報

基本情報

鬼怒川温泉周辺の地図

参考

その他

脚注

  1. 栃木県日光市のブランド豚のようです。
  2. ギェギョポンは味についてはよくわかりませんが、好きな味でした。
  3. 後ろを歩いていた親子連れの娘さんが面白がってぴょんぴょん跳び上がっていたことが、関係しているようなそうでないような…。しかし、よく考えると、ぴょんぴょん跳び上がっても横方向に力が加わることがありませんので、橋が横に揺れることはなさそうです。
  4. この鐘を鳴らした場合、誰と誰がどう結ばれるのでしょう。
  5. 目が慣れていないせいもあって、こんな暗さに見えました。星空を見るときのように、トンネルの中に15分もいて目を慣らせば、もっと明るく感じたのかもしれません。
  6. タイムスリップしたことはありませんが。
  7. ギェギョポンはこのようなちょっとしたおやつの時間を「もぐもぐタイム」と呼んでいます。この言葉を発するとワンコが姿勢を正してこちらを見ますので、ワンコも言葉を理解していると思います。
  8. たいへん曖昧な情報ですみません。
  9. 参考」をご覧ください。
  10. 「事前にちゃんと調べればいい」という話かもしれませんが、調べ方がわからないんですよねー(苦笑)。
  11. 参考」をご覧ください。
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