2023年ペルセウス座流星群の写真

右上に流星が短い線となって写った写真
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こんにちは、ギェギョポンです。

2023年に撮影した、ペルセウス座流星群の流星の写真をご覧ください。
解説もしています。

流星を見られた方にも見られなかった方にも、楽しんでもらえると嬉しいです。

本文

放射点に近い流星

最初は、放射点に近いところに現れた流星です。流星がこちらに向かって飛んできているため、短く写っています。光り始めが緑色で、途中で橙色に変わっています。

右上に流星が短い線となって写った写真
写真1 ペルセウス座流星群の流星(2023年8月14日1時37分、福島県耶麻郡北塩原村にて撮影)、クリックすると流星(丸)と放射点(×)の位置を示した画像を見ることができます

放射点から遠い流星

次は、放射点から少し離れたところに現れた流星です。放射点から離れた流星は、流星の動きを横から見ているため、経路が長くなります。最後のほうは画角の外にはみ出してしまいました。この流星も、光り始めが緑色で、途中で橙色に変わっています。

真ん中下に流星が線となって写った写真
写真2 ペルセウス座流星群の流星(2023年8月14日1時49分、撮影場所は同上)、クリックすると流星(丸)と放射点(×)の位置を示した画像を見ることができます

もう少しで静止流星

それから、放射点にとても近いところに現れた流星です。流星の位置か、見ている自分の位置がもう少しずれていたら1、静止流星になっていたのですが。

右上に流星がとても短い線となって写った写真
写真3 ペルセウス座流星群の流星(2023年8月14日1時33分、撮影場所は同上)、クリックすると流星(丸)と放射点(×)の位置を示した画像を見ることができます

謎の光、人工衛星?

そして謎の光です。人工衛星でしょうか。経路が放射点からずれていますので、少なくとも、ペルセウス座流星群の流星ではなさそうです。

右端になにかが白い線となって写った写真、真ん中が明るく膨らんで見える
写真4 謎の光(2023年8月14日1時36分、撮影場所は同上)、クリックすると光(丸)と放射点(×)の位置を示した画像を見ることができます

人工衛星のように見えるのは、次のような点です。

  • 明るくなるときと暗くなるときの、明るさの変化が対称的(ちょうど反対)
  • 爆発的に明るくなっている部分も対称的(流星も途中で爆発的に明るくなることはありますが、たいていはこれほど対称的ではありません)
  • 緑や橙の色がついていない(人工衛星はたいてい太陽の光をそのまま反射していますので、色はつきません)

写真を撮りながら肉眼でも空を見ていたのですが、なぜか、この光には気づきませんでした。(もしかすると、眠くて少しの間意識が飛んでいたのかも。)肉眼で見ることができていれば、もしかすると、流星に比べて移動がずっと遅いとかで、流星ではないことがはっきりわかったかもしれません。

関連情報

その他

脚注

  1. 「もう少し」と言っても、「km単位でずれれば」という規模感です。
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