こんにちは、ギェギョポンです。
2023年7月、ワンコがよくいる部屋に、冷気が漏れないようにビニールののれんをつけました。冷気は外に漏れないし、透明なので中から外が見えるし、ワンコが自力で出入りできるしで、なかなかいい感じです。
ただ、ワンコがこののれんを怖がって、実際にはなかなか出入りができません。それがなければ「とても」いい感じなのですが。
イヌを飼っている方に、この記事が参考になればと思います。
本文
のれんをつけた経緯
うちのワンコは、毛が多いこともあって、室温27度あたりからハアハアし始めて暑そうです。ですから、イヌのいる部屋の温度が27度になったら冷房をつけるようにしています。
電気がもったいないので一つの部屋だけで冷房をつけて、人とワンコは一緒の部屋にいるようにしています。しかし、ここで問題が。ワンコがすぐに部屋に出入りをしたがるので、扉を完全に閉め切ってしまうことができないのです。そうなると、折角の部屋の冷気が、扉の隙間から外に出て行ってしまいます。
そこでインターネットで検索したところ、透明なビニールののれんが売られていることを知り、扉につけてみました。
結論
冷気の漏れを防止する効果は高いと感じます。
こののれんをつけるまでは冷房の利きが悪いと感じましたが、ちゃんと涼しくなるようになりました。また、以前は部屋の外が少し涼しくなっていました。冷気が漏れていたのだと思います。こののれんをつけたところ、部屋の外の涼しさはほとんどなくなりました。
ただ、うちのワンコはとても怖がりのため、のれんが怖くてなかなか自分で出入りができません。
しかし、「まったく」出入りができないわけではありませんので、他に問題が起こらなければ、このままのれんをつけたままにしておこうと思っています。
取り付け前
取り付け前の扉です。幅75cmくらい、高さ180cmくらいの大きさです。
ワンコの出入りのためにいつでも少し開けてあります。扉を完全に閉めてしまうと、閉じ込められている感じがして怖くなるようで、後ろ足で立ち上がって扉を前足でカリカリひっかくことがあります。
購入
「明和グラビア LMT-10 間仕切りのれん」1という商品をインターネット上のお店で注文しました。
のれんの大きさは、幅90cm、高さ250cmです。横15cmくらい、縦35cmくらいに折りたたまれて送られてきました。
とりあえず取り付け
試しにそのまま取り付けてみました。
のれんの長さが出入り口の高さ180cmに比べて長いため、余った部分が床を這っている状態になりました。
のれんをつり下げるための「つっぱりポール」は別売りです。100円ショップで買いました。のれんの幅が小さくなるように切ってしまうと、横から冷気が逃げてしまいそうでしたので、のれんの幅は小さくせずに使っています。
ポールの幅がのれんより短いので、ポールは完全にのれんの中に入っています。
長さの調整
出入り口の高さに合うよう、のれんを切って長さを調整しました。
とはいうものの、短くし過ぎてしまうと下から冷気が漏れてしまいそうですし、長すぎると人やワンコが出入りしたときにうまく閉まらず、今度は隙間から冷気が漏れてしまいそうです。
とりあえず、床に少しつくくらいに、長めにのれんをはさみで切ってみました。
ところがこの長さだとのれんと床の摩擦が大きすぎて、人やワンコが出入りしたときに左右ののれんが完全には閉じず、隙間ができたままになってしまいます。もちろん、隙間がなくなるようにその都度のれんを手で揃えればよいのかもしれませんが、それも面倒です。
ぎりぎりの長さになるようにのれんを切ってしまって、もし失敗すると元に戻せませんので、のれんの下の部分を上に向けて折って、クリップで留めてみました。
クリップで留めた部分を拡大するとこんな感じです。
隙間がなくなるように磁石を仕込みました
のれんの長さを調整したものの、人やワンコが通った後に、やはりときどき左右ののれんの間に隙間ができたままになってしまいます。
そこで、隙間が自動的に閉じるように、クリップに薄い磁石を挟んでみました2。
これはなかなかいい感じです。たまにうまくいかないことがありますが、磁石がなかったときに比べて、隙間が開いたままになっていることが格段に少なくなりました。
効果は?
冷気の漏れをカットする効果は高いと感じます。
こののれんをつけるまでは「冷房の利きが悪いなー」という感じだったのですが、ちゃんと涼しくなるようになりました。それに、以前は扉の前の空気が少し涼しくなっていました。冷気がかなり漏れていたのだと思います。こののれんをつけたところ、冷気の漏れは感じられなくなりました。
ワンコの反応は?
うちのワンコはかなり怖がりだということもあって、のれんが怖いようです。人が手で開けてあげても、のれんがひらひらすると怖がってなかなか通りません。
そんなですから、のれんを自分の鼻で開けて通ることはなかなかありません。それでも、どうしてもというときには自分で開けることはできるようです。左右ののれんの間は磁石でくっついているので開けにくいこともあり、自分で出入りするときにはのれんの左右を通ることのほうが多いようです。
結局どう?
まだワンコの慣れが必要ですが、冷気の漏れがとても少なくなったこと、向こう側が見えるので扉を閉めたときのような閉じ込められ感がないこと、どうしてもというときには出入りができること、というメリットを考えて、のれんはしばらくつけたままにしておこうと思っています。
これからワンコがのれんにもっと慣れて、自由に出入りができるようになってくれるととても嬉しいのですが。(あるいは、ずっと慣れなかったらのれんを取り外すかも…。しばらくしたら、このページでまた報告します。)
自由に出入りができるようになりました(2023/07/26/追記)
のれんをつけてからおよそ1週間、イヌはかなり慣れて自力でほぼ自由に出入りができるようになりました。真ん中の隙間が磁石で自動的に閉まるようにしたこともあってそこは通らず、のれんの端からの出入りですが。
でも、のれんの端からの出入りなら、通った後に隙間ができることもほとんどありませんので、冷気は漏れずにすみそうです。
冬になったら、今度は部屋の暖気が漏れないようにするのに、またこののれんが使えそうです。(春と秋は外からの風を通したいので、のれんは外すつもりです。)